幽霊の世界 投稿者:R

ホラー映画や体験談を見ていて不思議に思うことがあります。
海外では悪魔ベースの幽霊や外国人の軍人などが多いのに対し、日本では貞子系の髪が長い女性ベースの幽霊や日本軍人などが多い点です。
映画は作り物なのでまだわかるとしても、実体験系であっても幽霊に違いがあるのはなぜなのでしょう?

また、自身(生きている側)が日本人であっても、海外に行くと現地の幽霊を見たという体験談が多く、逆に外国人は日本では侍や鎧を着た武者などの幽霊を見たという体験談が多かったりするのは幽霊にも国境があるからなのでしょうか…?
それとも、幽霊にも縄張りがあってお互いに不可侵になるように行動している?
知っている場所でしか行動できないような何か制限がある?
見た目も生前の状態から変えることができない?

もし私が幽霊になったら、身体の縛りがなくなる分どこへでも行ける=真っ先に行ったことのない海外や見たことのない場所に行こう!と思っているのですが、死んで魂だけになったからといってどこへでも行けるわけではないのでしょうか。
それに着たことがない服に着替えたり、見た目も好きなように変えたり、肉体があるときには出来ないことをしてみたい!と思っているのですが、もし魂だけになっても変わらないのであればなんだか夢がないな、なんて思ってしまいます。

死は自由、という考え方もあるようですが結局自国や自分の生前行動していた範囲でしか活動できないのであれば不自由な存在に感じます。

それに、死者は歴史の年数だけいるはずですが、幽霊になれる魂となれない魂には何か差があるのでしょうか?
もし全員が死後の世界に行くのであれば、今生きている世界よりもかなり多くの世代・人数がいることになります。この世に全員がいるとするなら、みっちみちの大渋滞ですよね。

幽霊の世界にも、ルールや制限があるのでしょうか?
…謎は尽きません。

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