百物語 投稿者:担当者

最後のお話は、コープスパーティー担当者よりいただいた実話です。 この百物語を募集~投稿していくにあたって、担当者の身に不可解な事が多く起こりました。 最終話はそのお話で締めたいと思います。 ケース1:ずっとついてくる人影 … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

山奥の一輪の花 投稿者:パンダ番長だんぞう

半日かけて見つかったのは帽子だけ。 その先に、こんな場所では珍しい一輪の花。 「近寄るな」 捜索に協力してくれた地元の方が私の肩を力強く掴む。 「チョウチンアンコウって知っているか? 山にも似たようなのが居るんだよ。彼は … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

「祈り」 投稿者:マシンガンジョー

飼い猫が死んだ。 死んだら神様になるものだと幼い頃の後藤田さんは思っていた。 だから、近所に住む矢田さんというおばあさんが腰や足が悪いというのを聞いて、 ならばと考えて子供ながらに 猫の遺体と一緒に、生きた昆虫や、ヤモリ … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

私、暗いお部屋がいいの 投稿者:Mari

今からもう十年以上前の話になる。当時、新卒でがむしゃらに働いていた俺は、諸事情で一人暮らしをすることになった。  そんなときに、不動産会社に就職した大学の同期の悪友の純(仮名)が、平屋だが、一軒家の賃貸を紹介してきたのだ … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

内見先の天井 投稿者:R

これは私が実際に体験した出来事です。 仕事の都合で年内に引っ越さなくてはいけない状態になったため、水曜日でも開いていた地元の小さい不動産屋に駆け込むと穏やかでおとなしい感じのヒョロっとした男性が担当として出てきました。 … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

雨の気配 投稿者:パンダ番長だんぞう

足先に黒い水滴がぽつ、ぽつと咲いたから、折りたたみ傘を取り出して広げた。 ぴんと張った傘は予想を裏切り、雨音一つ響かせない。 なのに足下に雨が落ちる音は次第に増えてゆく。 黒い雨の跡が靴の周りでだんだんとつながり始めたか … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

祖父の足音? 投稿者:ぽんぬ

少し前のことです。 僕は今の、一人暮らしをしてて実家から90分くらいのところに住んでます。 3連休や夏季休暇には必ず実家に帰って両親と食後したり旅行に行ってます。 ある時、いつものように実家に帰ると母親から、さっき帰って … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

「邪な願い」 投稿者:マシンガンジョー

願いと呪いは似ている。  「死んでほしい」という願いと、 「生きてほしい」という願いは、 方向性こそ違うが同じくらいの強さを持った願いであり、一方は呪いだ。 そんな話を聞いた。 琴音さんという女性には、二歳下の妹がいた。 … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

誘うモノ 投稿者:れお

これは私が実家近くの山へ母と愛犬と出掛けた時の話です。 そこは、ロープウェイがあり山頂がちょっとした観光地になっている場所で、よくテレビでも特集されているような有名な山でした。 車ではまだ行ったことがない山だったため、カ … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語

エンゼルさん 投稿者:R

私が小学3年生だった時の話です。 私のクラスでは、こっくりさんとエンゼルさんが流行していました。 放課後になると女子たちが集まり、今日はこっくりさん・明日はエンゼルさん…といった調子で気軽に行っていたのです。 私もその中 … 続きを読む

カテゴリー: みんなで創る百物語