PBBG第6回:音楽のこだわり

こんばんは、盛です。

今日は、ちょっとマニアックな話題だと思います。あらかじめゴメンなさい。

このゲームのコンセプトは「昔ながらのゲームらしいゲームを作ろう」です。
そこで開発に入る前に、仮想のゲーム機(私は「僕の考えたウルトラ○ァ○コン」と言っていました)
のスペックを勝手に決めて、それに合わせてゲームを作っています。

見栄えの問題もあり、グラフィックなどは盛ってる部分もありますが、
音楽に関しては初期の仮想ゲーム機スペックに準じています。
音楽面の仮想スペックは以下のような感じです。

2A○3式 パルス波5音 (デューティー比:12.5%,25%,50%,75%)
2A○3式 三角波 1音 (音量変更不可:4bit規準)
2A○3式 ノイズ 1音 (32段階の周波数)
2A○3式 DPCM 6bit DeltaPCM ※モノラル時
C○mm○d○re64式 ADPCM(SID系) ※ステレオ時
※コンフィグ設定で変更

FM音源方向への進化ではなく、
PSG音源の音数を増す方向への進化を遂げたハードという、
趣味丸出しな感じなのですが、作曲の阿保もノリノリで作業してくれました。
そう、一見マジメそうな阿保さんも、実はこっち側(スペックを見てニヤリとできる側)
の人間なのです。

そういえば、DLC作るとしたらどんなのがいいか会議で、
私が「FM音源ボードパックはどうですか? BGMだけFM音源になるんです」と発言したところ、
阿保さんが間髪入れず、
「OPM系で作ればいいんですね」
と返してくれました。そうOPNじゃないのです。OPMなのです。
いやー、趣味の合うスタッフで助かるなぁと思いましたね。

すみません、ゼンゼンまとまっていないのですが、
スタッフがこんな風に楽しみながら開発しておりますので、
それが製品で少しでも皆さんに伝わるといいなぁと思っている次第でございます。

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